1996年に発売された、たまごから生まれてお世話をしていく持ち運びゲームの「たまごっち」は発売当時は並ばないと買えないような超人気商品でした。
当時の私は小学校低学年でたまごっちにハマっていて自分の親もハマっていました。
残念ながらWikipediaによると「64で発見!たまごっちみんなでたまごっちワールド」がされた頃には、たまごっちブームのピークは過ぎてしまったようで売り上げは予想よりも低迷してしまったそうです。
私はブームが過ぎてもけっこう遊んでいたし「てんしっち」や「オスっちメスっち」も育てたしゲームボーイのたまごっちでも遊んでいました。
64で発見!たまごっちみんなでたまごっちワールドを持っている友達もいて皆で対戦したりミニゲームで遊んだりしたのを覚えています。
今回はゲームの思い出など書いていきたいと思います。
どのようなゲームなのか
プレイヤー4名ですごろくをしながらミニゲームやたまごっちのお世話をし「変身パワー」を貯めていくパーティーゲームになっている。
赤ちゃんの姿をしているベビっちから大人の姿をしているアダルトっちになるまで変身パワーを貯めていき最終的に変身パワーをMAXにした人が優勝となる。
すごろくになっているがゴールというものは存在しない。マップを1周すると変身パワーやたまごっちをお世話するために必要なお世話エネルギーを補給することが出来る。
今思うと上手く作られているゲームだよね
バンダイが初めてNINTENDO64に参入したソフトで、NINTENDO64は4人で遊べるようになった機種だから、おそらく企画の人はたまごっちを通し4人で遊べるようにするにはどうしたら良いのか?というのをめちゃくちゃ考えたと思う。
考えた結果…大ブームのたまごっちをお世話するという本来の遊び方と、競争し勝ち負けを組み合わせるすごろくを同時に遊ばせるという発想は中々センス良い気がする。
最大4名で遊ぶことが出来るのだが(一部のミニゲームが遊べないというデメリットもあるが)コントローラーが複数なくても1つのコントローラーを皆で回しながら遊べる1コンモードが存在するのも良いところだよね。
個人的なイメージだが自分の家にコントローラーが4つある家というのは…親がゲーム好きか金持ちの家の子なのでは?と思っていた。
家にあるのはせめて2つ…または子供の人数分だと思う。3人兄弟だから3つという人は見たことあるけれど家に4つあるという人は見たことなかったな。
ゲームを持ってない友達が来るとコントローラーを持ってこないので一緒に出来ないんだよねってなるけど1コンモードがあれば問題なく皆が楽しめるのである。
遊んだ感想
メインである育成しながらのすごろくはどうなのか?についての感想だが
イベントマスがけっこう多く簡単に優勝出来ないのが中々良かったと思う。
変身パワーが増える変身P+マスや減る変身P-マス、皆で楽しむミニゲームマスなど色々とあるが
タライが落ちてきたりエステしたり意外なマスもあったりして初めて見た時は驚いたし本当に色々なマスがあるんだなとワクワクしたもんだ。
PHSで好きなプレイヤーを呼び出しというのもあるが…懐かしいぞPHS。今の時代知らない人もいるだろう。PHSという(多分、携帯電話よりも電磁波弱めの電話のことかな?)携帯電話があったんだよね。
1回休んで昼寝をするマスや運動するフィットネスマスもある。
ちゃんと休んだり運動すると病気になりにくいという現実のような設定もなんだか面白い。
私がトラウマになったのが「がっかりカード」というものだ。
このゲームにはカードというのもある。サイコロを3つ4つ同時に振ることでたくさん進めるカードや1回休みといったすごろくらしいなというカードがあるが
がっかりカードというのは…おなか・ごきげんが全てなくなったり病気になったりうんちを8個してしまう最悪なカードだ。
小学生の頃の私はまだまだ純粋なお年頃。真面目にお世話しなくちゃ!って頑張るような子にいきなりうんちまみれ病気って悲しすぎる。
怖いことにお世話をしないとたまごっちは死んでしまうので…病気になり、うんちまみれになるとパニックになる。
他にも上手いこと作られているなーって思ったのが「シルバーマス・ゴールドマス」だ。
シルバーやゴールドのついている、ごはんやあそびのマスにとまると、とまったマスのお世話をすることで変身パワーが大きくアップするのだが
今は違うことしたいんだよなぁ…という時もある。滅多にとまらないシルバーマスゴールドマスだからやりたいことは後回しにするか?という駆け引きをすることになる。うんち、流すのやめよっかな?汚いよなー…うーん…ということもある。
なんだかんだでミニゲームも面白かった。
1番ハマったのが「ポイポイうんちくん!」というミニゲーム。
うんちを飛ばしまくり各プレイヤーにたくさん当てれば勝利っていうやつ。うんち同士は相殺することも可能。
うんちを飛ばすなんて子供ウケが良さそうじゃないか?
そして…残念ながら私は新種を発見することは出来なかった。
説明書に載っていない新種が37種類いるらしいが私は一度も出会ったことがない…
マリオとワリオをモデルにしたたまごっちもいるらしいが超レアなようだ。
今はネットで見れるので便利だよね!
楽しかったなーたまごっち!
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